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内臓脂肪はなぜ落ちにくいのか、男性ホルモンとの本当の関係

#KINGブログ2026.08.25

鏡の前でお腹を気にする45歳前後の男性

内臓脂肪はなぜ落ちにくいのか
男性ホルモンとの本当の関係

食事にも運動にも真面目に取り組んでいるのに、お腹の脂肪だけがなかなか落ちない。そう感じたことはありませんか。実はその感覚には、単なる「カロリー収支」だけでは説明できない理由があります。鍵を握るのは、男性ホルモン(テストステロン)です。今回は、内臓脂肪とテストステロンの関係を、研究データとともに解説します。

目次
  1. 01内臓脂肪が「落ちにくい」と感じる本当の理由
  2. 02男性ホルモンと内臓脂肪、抜け出しにくい悪循環
  3. 03テストステロンは、何もしなくても毎年減っていく
  4. 04悪循環を断ち切るためにできること
  5. 05まとめ

01内臓脂肪が「落ちにくい」と感じる本当の理由

内臓脂肪は、皮膚のすぐ下につく皮下脂肪と違い、胃や腸のまわりなど体の内部につく脂肪です。代謝の影響を受けやすく、本来は皮下脂肪より落としやすいとされています。それでも「落ちにくい」と感じる男性が多いのには理由があります。年齢とともに体づくりの土台そのものが変化していて、食事や運動の量を単純に調整するだけでは、以前と同じようには結果が出にくくなっているのです。その土台に深く関わっているのが、男性ホルモンであるテストステロンです。

なかなか結果が出ずに落ち込む男性のイメージ
「頑張っているのに変わらない」——そう感じてしまう時期は、誰にでもあります。

02男性ホルモンと内臓脂肪、抜け出しにくい悪循環

テストステロンと内臓脂肪の間には、双方向の関係があることが研究でわかっています。テストステロンが低下すると内臓脂肪が増えやすくなり、内臓脂肪が増えるとテストステロンがさらに低下しやすくなる——という悪循環です。

低下させる 増えやすくする テストステロン 低下 内臓脂肪 増加
テストステロン低下と内臓脂肪増加は、互いを強め合う関係にあります
国内研究
テストステロン低下と内臓脂肪増加が互いを強め合う関係にあることが、国内のコホート研究で報告されています。
出典: Endocrine Journal掲載の国内コホート研究(178人、2018〜2023年、日経メディカル報道)

03テストステロンは、何もしなくても毎年減っていく

テストステロンの低下は、特別な病気がなくても、年齢とともに自然に起こる変化です。恥じることでも、慌てることでもありません。ただし、この自然な低下ペースを、生活習慣によってさらに早めてしまうことがあるのも事実です。特に影響が大きいとされているのが睡眠です。

時間の経過を象徴する砂時計
テストステロンの低下は、砂時計のように止められない自然な変化です。
年1.6%
総テストステロン値は、個人内の経年変化で見ると年平均およそ1.6%ずつ低下するという長期研究があります。
出典: マサチューセッツ男性加齢研究(Massachusetts Male Aging Study, JCEM)
10〜15%
健康な若い男性で、1週間睡眠を1日5時間程度に制限したところ、日中のテストステロン値が10〜15%低下しました。通常の加齢による低下(年1〜2%)の10年分以上に相当します。
出典: Leproult & Van Cauter, JAMA(2011)

04悪循環を断ち切るためにできること

トレーニングシューズの紐を結ぶ、決意を固めた男性
変化は、小さな一歩を決めるところから始まります。
1

有酸素運動だけでなく、筋トレを取り入れる

筋肉量を維持・向上させることは、体全体の代謝の土台づくりにつながります。ウォーキングなど有酸素運動だけに偏らず、筋力トレーニングを組み合わせることが大切です。

2

睡眠を後回しにしない

前述の研究が示す通り、睡眠不足は思っている以上に体に影響します。忙しい時期ほど削られがちですが、最低6〜7時間を目安に確保することを心がけましょう。

3

極端な食事制限を避ける

短期間で結果を求めて食事を極端に減らすと、体にとって別のストレスになり得ます。極端な制限よりも、継続できるバランスの方が、長い目で見て土台づくりにつながります。

ご注意: 強い倦怠感、意欲の低下、EDなど男性更年期障害(LOH症候群)が疑われる症状がある場合は、自己判断せず泌尿器科などの専門医療機関を受診してください。KINGはトレーニングを通じた体づくりのサポートを行っていますが、ホルモンの診断・治療は行いません。
KING 健康管理部について
KINGのトレーナーによるカウンセリング風景
専属トレーナーと一緒に、生活習慣の土台づくりを進めます。

KINGの「健康管理部」は、そうした生活習慣の土台づくりを、専属トレーナーと一緒に整えていく場として用意しています。治療や診断を行うものではなく、日々の運動・食事習慣を、専門知識を持ったトレーナーと組み立てていく——いわば「検査を受けたあとの生活習慣」を支える場所です。必要に応じて医師と連携できる体制も整えています。

05まとめ

内臓脂肪が落ちにくいと感じるのは、気合いや根性が足りないからではありません。男性ホルモンという、体の土台に関わる要因が背景にあります。だからこそ、食事や運動の量を闇雲に増やすより、筋トレ・睡眠・無理のない食事という土台を整えることが、遠回りに見えて一番の近道になります。

KING HEALTH MANAGEMENT

生活習慣の土台づくりを、
専属トレーナーと一緒に。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断・治療を行うものではありません。体調やホルモンバランスについて気になる点がある場合は、自己判断をせず、医療機関を受診し医師にご相談ください。
出典1: Endocrine Journal掲載の国内コホート研究(日経メディカル報道)
出典2: Massachusetts Male Aging Study (The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism)
出典3: Leproult R, Van Cauter E. “Effect of 1 Week of Sleep Restriction on Testosterone Levels in Young Healthy Men.” JAMA. 2011;305(21):2173-2174.

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